PDT + XAMPP + XdebugでPHP開発環境を構築する

突然だが、rubyからPHPに浮気しなければならなくなった。
というわけでPHPの環境を構築してみることにする。

前提

Windows7
Eclipse3.5 (Aptana Studio入り)

PDTのインストール

うちのEclipseにはAptanaが入っているので、以下の手順でインストールした。

  1. [ヘルプ] - [Install Aptana Features...]を選択
  2. [Web Application Platforms]を展開
  3. [PHP Development Tools (PDT)]と[PHP Debugger Support for PDT]をインストール

XAMPPのインストール

  1. http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.htmlを開く
  2. xampp-win32-1.3.7.zipをダウンロード、展開
  3. xampp/setup-xampp.batを実行。
  4. 質問には全部"y"で回答。
  5. すべての質問に答え終わるとメニューが出てくるので[start XAMPP Control Panel]を選択
  6. コントロールパネルが表示されるのでApachをStartボタンを押下して起動
  7. http://localhost/にアクセスして起動を確認

Xdebugの設定

XAMPP1.3.7にはPHP5.3がついてくるが、ZendDebuggerは公式サイトからPHP5.3にに対応したモジュールを落とせないようなので、XDebugを使用する。
XDebugはXAMPPに付属されている。

  1. xampp/php/php.iniを開く
  2. 下記の行のコメントアウトを解除する
  3. 下記の行のコメントアウトを解除し、値を"1"にする

Eclipseの設定

  1. [ウィンドウ] - [設定] - [PHP]を開く
  2. [PHPインタープリタ]を開き、PHPバージョンを5.3にする
  3. [PHP実行可能ファイル]を開く
    1. [検索]を押下し、xampp/phpを指定
    2. [PHP実行可能ファイル]が一覧に追加されるので、追加されたファイルを[編集]
    3. [実行ファイルパス]は既に指定されているので、[PHP ini ファイル]を指定
      • Xdebugの設定」で設定したphp.iniを使用
    4. [PHPデバッガー]を[XDebug]に変更する
  4. [デバッグ]を開く
    1. [PHPデバッガー]にXDebugを指定する
    2. [PHP実行可能ファイル]が[未定義]になるが、すぐ右の[PHP実行可能ファイル...]リンクをクリックしてもう一度[デバッグ]を開くと[PHP実行可能ファイル]が選択できるようになる
    3. [最初の行でブレーク]はうっとおしいので外す。

準備完了!

でも、うちの環境ではEclipseを再起動しないとphpスクリプトが実行できなかった。
そのときのエラーメッセージは下記。

the current debugger dose not have any defined PHP excutables.