ユニットテストは都市伝説か?

ここ数週間の日記は単体テストを自動化するために調べてきたことを書いた。
テストは自動化されている方がいい。
それはそうなのだ。
僕も過去に単体テストを自動化して、テストに守られながら開発を行ったことがある。
その開発はとても安心感があって安定感があった。
自動化されたテストによって品質が担保されていると感じていた。


だが、結局のところ今の現場にテストの自動化を取り込むことはできなかった。
現場の空気が全く違う(COBOLerに支配されている)、ということもある。
だがそれよりもなによりも致命的なのが現場の生産性だ。
FizzBuzを書かせれば20分以上かかった挙句微妙な出来のソースコードができ上がる。
ArrayListという単語を出すと「なんのこっちゃ?」な顔をされる。
コピペはできるがコピペ以外はできない。
困ったことに、これは特定の1人のことを言っているわけではないのだ。


これが現場の実態なのだろうか。
それとも今の現場が異常なだけだろうか?
確かに、僕は以前テストに守られた開発をしたことがあるが、その時は1人で開発していたのだ。
チームで、部下を持って開発をしていたわけではない。
こんなひと山いくらのプログラマだらけの世の中で、テストの自動化など可能なのだろうか?
ユニットテストをしている現場が実際どれだけあるのだろうか?
ユニットテストは都市伝説なのか?