XDevにいってきた

雑感

  • スーツ。男の95%はスーツ。Tシャツにジーンズでいくと浮く。
    • 平日だからそんなものか。
    • みんな社命とかでくるのか。
  • 年齢層高め。かなり高め。参加者の平均年齢は40台じゃなかろうか。
  • 場所は目黒雅叙園
    • 初めて入ったが、すごいところだ。
    • 壁には雅な絵とかが描いてあるし、絨毯はふかふかだし、建物の中を川とか流れてるし、川に菊のお船とか浮かんでるし和傘とか刺さってるし、透き通ったガラスの向こうにはざあざあと流れ落ちる立派な滝があるし。
    • こんなとこ借りるなんて、主催、金あるな…
  • Wimaxは圏外。うぉーい。
    • イー・モバイルは繋がってた。
    • そもそもノートPC出している人もそんなにいなかったな…。
  • このイベントは各社の製品発表会なのだな。
    • まるまる製品発表なセッションもある。
    • 会場移動の時に表示されるセッションのスケジュールだが、セッションのタイトルが表示されず、社命と発表者名が表示される。

クラウド時代にひっぱりだこのIT人材(人事院 情報化統括責任者(CIO)補佐官 菊島 靖弘 氏)

もはやシステムなしでは何もできない時代。
ユーザ部門には自分たちがシステムのオーナーであり、システムは自分たちの仕事の一部であることを意識させ、真剣に主体的にシステム企画に参加させる必要がある。
そしてユーザ部門とシステム部門の調整ができるジェネラリストが必要(もちろんスペシャリストも重要)。
クラウド関係ないような気が。

感想

業務の現場と開発の現場をうまくつなげる人材が必要というのは大賛成。
開発側だけ見ても全体最適に気を配っている人はなかなかいない。
これだけ分業が進んでるとお互いがお互いのことがわからなくなるのも無理はない…。
ぜひそういう人材は育ててほしい。

アジリティ向上のためのツール活用(マイクロソフト 長沢 智治 氏)

Visual Studio 2010 の製品紹介。

がんばるだけのレビューになっていませんか?(奈良先端科学技術大学院大学 森崎 修司 氏)

大学で実践的なソフトウェア工学の研究をしている方らしい

  • レビューの目的と効果の定義をきちんと作成、共有すること
    • レビューは後工程での手戻りによる工数のロスを削減することが目的。
    • 誤字脱字を指摘して後工程のロスをなくせるか?
    • レビューは人助け(後工程のロスをなくせば定時(?)に帰れる)
  • 事前にプロセスの定義を行うことも大切
  • レビュー観点を明確にすることで効率的なレビューを行う
    • チェックリストを用意するとベテランでなくても効率的なレビューができるようになる
    • レビュアーの能力によって異なる観点からレビューさせる
  • 自動化の研究も行われている
    • ソースコードレビュー
      • コーディング規約、
      • メトリクス
      • コードパターン
    • 自然言語の解析による仕様書のレビュー
      • 曖昧なキーワードを抜き出す
感想

レビューが形骸化するパターンにも色々あるのだなあ、と。
私のところはまだ以前ですから…。
チェックリストは大事だと思う。
だけど、あまり大事にしすぎると巻物になってしまうかもしれない…。
あと、ソースコードレビューの自動化はいいと思うのだが、いかんせんいまいちな性能のPCしか与えられていないので重くてOFFにしているという現実が(泣)。

HTML、RIA、そしてデータベース 機能/性能テストの自動化で効率向上(日本オラクル 中島 良樹 氏)

OracleApplication Testing Suiteの製品紹介。
タイトルと内容がミスマッチな気が…。

AJAXFlexテストの勘どころ

  • PV数の目標設定が困難
  • 同期が難しいのでウェイトを入れるのだけれど、面倒
  • スクリプト作成が大変
  • エラーの検出が難しい
  • クライアント側にパフォーマンス上の問題の原因があることも多い

→ ツールを使おう!(おすすめ:DynaTrace Ajax Edition)

設計工程の品質確保と改善事例(シーイーシー 沼倉 靖弘 氏)

ClearDocの製品紹介。
設計ドキュメントの曖昧度を計測して改善を促す。
また、設計ドキュメントからテストケースの自動生成を行う。

早い安い新しい「Fast IT」を使いこなせ!クラウドを楽しめるエンジニアの条件(グロースエクスパートナーズ 鈴木 雄介 氏)

FastFashonになぞらえながらFastITを説明

  • 企業システムは継続性が重要
  • しかし新しいものも取り入れていきたい
  • 継続的な企業活動の中でも積極的に変化を取り入れるための手法がFastITだ
    • プロトタイピング
    • 小さく立ち上げて持続的に成長させる
  • 自社最適化が大事
    • 単に流行に乗ればよいというものではない
  • これからはクラウドのサービスはコンポーネント化していく
    • 基幹系や他クラウドとの連携が大事
      • クラウドサービスの特徴をおさえる
      • データ交換のノウハウが大事(大量データ交換、型式変換)
      • SOAMDMが復活か?
  • クラウドを楽しめるエンジニアの条件
    • 流行を取り入れつつ自己表現ができる(やりたいことが明確である)
    • 思い込みを捨てる(自分が知っていることだけで解決しない、違う視点を認める)
    • こだわりを捨てる(執着していることを認める、終着を手放してみる(捨てなくていい))
    • 恥ずかしさを捨てる(知らないことを認める、知らないことにワクワクする)
感想

やりたいことが明確である、というのは本当に大事だね。
自分もなにかできればいいのにと、憧れのようなものを感じるのだけれど、何ができるのやら?